代々受け継がれてきたやさしい“もみの木”の家

西洋では、クリスマスツリーに。日本では神社のお札などに使われ、 明治神宮の鎮座の地「代々木」という地名は代々この地にもみの大木があったことで昔から呼ばれていたこともなにか物語を感じてしまいます。 学名は「アビエス」。ラテン語で“永遠の命”という意味があります。 その名が表す通り、近年の研究で、くらしにやさしいさまざまな効能があることが分かってきています。 このもみの木の原木を内装材として使用したのが、 「もみの木の家」。 もみの木が本来持つ不思議な力で、 ゆったり健康にくらす日々をお届けしたい。 そんな願いを、この家に込めました。

味わったことのない空気環境に

ドイツ南部に広がるシュヴァルツバルト地方。 植林ではない天然の「もみの木」が黒々と生い茂る様から、シュバルツバルト(黒い森)と 名づけられたと言われています。 シュヴァルツバルトの森から日本に持ち帰ったもみの木を、機械ではなく人の手によってじっくりと天日乾燥した後、製品へと加工します。 木の持っている成分を活かすため、失うものの大きい人工的な機械での乾燥ではなく、このように手間隙をかけたもみの木が、「もみの木の家」の内装材に使用します。 もみの木から半永久的に放散されるフィトンチッドの中の 香り成分(テルペン)により空気が浄化されます。 それにより室内が透明感のある空気環境になり、深呼吸のできる部屋に。 もみの木の知られざる効能をご紹介いたします。

もみの木の9つの効能

透明感のある室内空気

もみの木で、室内の空気がきれいになり、深呼吸のできる部屋に。 半永久的に放散されるフィトンチッドの中の香り成分(テルペン)により空気が浄化され、室内汚染の代表的な化学物質であるホルムアルデヒド等が科学分解されます。

消臭効果のある香り

もみの木は微香性で、特別な匂い意識のない空間が得られます。室内の生活臭や台所、タバコの臭い等、嫌な臭いが消臭されて気になりません。(押入れ、台所、下駄箱やトイレに使用すると効果がわかりやすいです)

高い省エネ効果をもつ温熱

適度な湿度環境は温度の伝導速度が早いのが特徴です。 一度床や壁が温められたり冷やされたりすると、もみの木の蓄熱効果で、床、壁は温度変化が少なくなります。 また、空気の入れ替えのためなどに窓を開けた後も、元の温度に復帰する時間が早く、高い省エネ効果があります。

弾力でやさしい感触と肌触り

直接肌で床や壁に触れても違和感がなく快適です。 床には適度な弾力があり、歩行時や衝突時のショックを和らげてくれ、膝や腰にもやさしいです。

湿度を適度に保つ調湿効果

針葉樹は木材の細胞が大きく、成長時に多くの水分を必要とするため、一般的に調湿量が多く、室内の水分を調湿する効果があります。 もみの木の家の室内湿度は常に約50~60%程度を維持します。

オーディオツーにうってつけの調音効果

調音効果に優れ、弦楽器の多くは針葉樹の柾目材が使われています。 楽器演奏の部屋やオーディオルームでの音響にも効果的です。

植物を艷やかで元気に

植物の緑は目にやさしく安心感が生まれます。しかし、植物の病気や室内の空気汚染のために枯れたり傷つきやすく、人の身代わりになっているケースが多いことをご存知でしょうか。 空気がきれいな室内環境だと観葉植物がとても艶やかで元気になります。

ノンストレスの明るさ

植物塗装仕上げの床や壁は光の反射量がほどよく、目にやさしくストレスを感じません。 そのやさしい表情は、どんなインテリアにも安定したバランスを保ちます。

忌避効果でダニやカビ等を寄せ付けない

ほどよい室内湿度と放散されるフィトンチッドの忌避効果により、虫が住み着きにくく、外部から侵入するダニやゴキブリの他、カビ等菌類の発生を防ぎます。

 

結露・抗菌実験で実証

べニアフロアー、もみの木床板、ナラ無垢材で作った高気密状態の箱に果物を入れて、結露の様子を比較しました。 結果、同じ容器でも、中の素材を変えると明らかな変化が見られました。 いくら優れた建物でも、内装材が変わるだけでこれだけの違いが出るということではないしょうか。