床材の掃除と言えば、皆さんは何を思い浮かべますか?クイックルワイパー、掃除機、そしてワックスがけなどが一般的でしょう。しかし、もみの木の家の床材のお手入れ方法は少し違います。それは、なんと「水拭き」です。「木の床を水拭きして大丈夫?」と心配される方もいるかもしれませんが、もみの木の家の床材は問題ありません。その理由は、もみの木が柾目の自然乾燥で処理されているからです。
木材は建築材料になる前に乾燥させる必要がありますが、強制的な機械乾燥では、木が持つ大切な成分が失われてしまいます。このような木材は水に弱く、水拭きすると水シミができることが多いです。実際、市場に出回る木材のほとんどがこの機械乾燥を経ているため、水拭きは避けられがちです。しかし、もみの木の家で使用される木材は自然乾燥されており、木の細胞がしっかりと残っています。これにより、水拭きしてもシミができる心配はなく、むしろ床材本来の良さを引き出すことができるのです。
普段のお掃除は、掃除機をかけて水拭きをするだけで十分です。もみの木の床材を水拭きすると、ふわっと甘い香りが漂い、その香りにはリラックス効果があります。なぜ香りが広がるのかというと、もみの木は水や刺激を受けると自ら成分を放出し、空気中にフィトンチッドという物質を放つからです。この成分はもともと木が外敵から身を守るために分泌するもので、自然乾燥された木材にしっかりと残っています。
この水拭き掃除は、もみの木の床材にとっては最適な手入れ方法であり、香りの癒し効果も得られるため、日々の掃除が楽しみになります。もみの木の家ならではの心地よい環境で、家族とともに健康的な暮らしを続けられます。
和才建設は、家族の健康を守る家づくりのお手伝いをいたします。
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