もみの木の家と静電気

冬、空気が乾燥すると起こりやすくなる静電気。
毎年ふいに起こるあのパチっ!とする痛みに
悩まされている方も多いのではないでしょうか。

静電気は衣類と肌、地面と足などとの摩擦によって発生します。
あのパチっ!とするショックは、体にたまった静電気が
電気を通しやすい金属などにに触れて一気に流れることにより起こります。

冬に着ることの多いアクリルなどの合成繊維のセーターは
電気を通しにくいため、発生した電気は逃げることなく
どんどん体にたまっていってしまいます。

夏にも静電気は発生していますが、
比較的静電気の起こりにくい綿や麻などの素材の服を着ることが多く、
冬に比べて痛みを感じるほどの静電気を感じていません。

また、静電気の発生には湿度が大きく関係しています。

水は電気を通すので、湿度が高いと静電気が発生しても
空気中の水分によってすばやく放出され、
発生した静電気がたまりにくくなります。

冬は湿度が低く乾燥しているため、
発生した静電気が空気中に逃げにくくなってしまうのです。

静電気を防ぐには、室内の空気が乾燥しないよう
湿度を60%程度に保っておくと効果的です。

もみの木の家は、もみの木の調湿作用によって
常に50〜60%の湿度が保たれています。

また、もみの木の家の床は冬でも暖かく、
スリッパを履かず裸足で生活できるため
静電気が体にたまる前に緩やかに足から逃がすことができます。

静電気が起きると、パチパチするだけではなく
菌やウイルスなどの温床となる
ホコリを引きつける原因にもなってしまいます。

静電気の発生しにくい環境をつくり、
健康で快適な冬の暮らしを送りましょう。

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