もみの木の家の床そうじ

花粉症の季節、対策のひとつとして有効なのがお掃除です。

花粉やホコリを除去するため、
できるだけこまめに掃除をしたくなりますが、
症状が重いと動くのが辛かったり、
掃除機の移動や排気によって
床上のホコリや花粉を舞い上げてしまい、
かえって逆効果となることもあります。

花粉の季節は室内をしっかりと加湿させることが大切です。

ハウスダストや花粉は湿ることで重みが増し、
床に落ちて積もります。
落ちた花粉を再び舞い上がらせないように
掃除機をかけるよりも、拭き掃除で取り除くといいでしょう。

空気中のハウスダストや花粉は
人の動きが少ない夜の寝ている間や外出中などに床に落ちます。
お掃除は朝一番や帰宅後に行うとより効果的です。

もみの木の床の場合、
普段のお掃除から拭き掃除をおすすめします。

一般的なフローリング材は表面にワックス処理がしてあるため
水拭きをするとその塗装が傷みやすくなったり、
水を吸収して木が変形してしまうというイメージがあります。

しかし、もみの木の家の床板は表面をワックス加工せず
浮造り(うづくり)という加工で仕上げています。
じっくり時間をかけて自然乾燥された柾目板なので、歪みが少なく、
木が本来持っている貴重な成分を失うことなく閉じ込め、
その効果は半永久的に持続します。

拭き掃除と言っても、
毎日腰をかがめてぞうきんがけをするのは大変なので、
日本の住宅では珍しいモップがけがおすすめです。

きれいな水を使ってモップがけをすれば、
室内がきれいになるのはもちろん、
余計な水分はもみの木自体がしっかりと調湿してくれるので、
仕上げのから拭きもしなくて大丈夫。

乾燥が強い季節には、
なんと室内で「打ち水」をするという方もいらっしゃいます。

夜寝る前に水を撒けば、
寝ている間に室内の湿度を快適に保ってくれ、
翌朝には乾いています。

水拭きを続けていると、
もみの木の床板に独特のツヤがでてきます。
そうして木の経年変化を楽しみながら、
家族と安心して長く暮らせる家づくりをお手伝いいたします。

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