和才建設のもみの木の家は、
床や天井、壁などにたくさんのもみの木を使用しています。
もみの木以外の内装材も厳選した自然素材。
今回は、快適な室内環境をつくるサポートをする
自然素材の壁紙のお話です。
一般的にもみの木などの針葉樹は
広葉樹よりも調湿作用が優れています。
針葉樹は木材の細胞が大きく、
成長する際に多くの水分を必要とするためです。
いったん乾燥すると反りや収縮が少なく、
室内の水分を調湿してくれます。
もみの木の内装材を使用した部屋の湿度は
約50〜60%程度が常に維持されています。
もみの木は空気中の化学物質を分解することもできますが、
せっかくの貴重な機能を広い面積をつかう他の内装材に
使わせることはしたくありません。
そこで快適な室内環境をつくるサポートをしてくれるのが
自然素材を使用した壁紙です。
和才建設のもみの木の家で使う壁紙は2種類。
ひとつ目は土佐和紙の壁紙。
和紙の壁紙は独特の風合いだけではなく、
植物繊維ならではの性質や優れた機能も持っています。
紙は木材と同じように呼吸をしています。
湿度の高いときは湿気を吸収し、
低いときには放出して室内の湿度を保ちます。
無作為に並んだ繊維がつくる表面の凹凸は光を乱反射させるので、
日の光や照明の灯りがやわらかく感じられます。
また、音も光と同様に分散、乱反射するので
耳ざわりがやわらかくなり、室内から漏れる音も軽減します。
もうひとつの壁紙は「オガファーザー」。
聞き慣れない名前だと思いますが、ドイツの新聞紙の再生紙と
木を製材する際に出るおがくずを使って作られています。
ドイツでは、新聞に使われるインクもすべて植物性なので、
人の健康に害がありません。
紙でできた壁紙なので、こちらも湿気を吸ったりはいたりしてくれます。
自然素材のため、静電気を発生させず
ホコリを壁に引き寄せません。
部屋にホコリが舞いづらいので、お掃除も楽に。
アレルギー物質の少ない空気環境をつくることができます。
和才建設は、もみの木とやさしい自然素材で
家族の健康を守る家づくりをお手伝いします。