木の効果は、乾燥方法と製材方法によって大きく異なります。木材は、伐採直後に大量の水分を含んでいるため、住宅に使う前に乾燥させる必要があります。この乾燥法には「人工乾燥」と「自然乾燥」があります。人工乾燥は熱を機械で加えて短期間で乾燥させるため、木の細胞が壊れてしまい、本来の調湿性や消臭効果を失います。一方、自然乾燥はじっくり時間をかけて水分を抜くため、細胞構造が壊れず、木本来の調湿・消臭・抗菌・空気浄化などの優れた効果を最大限に保つことができます。
さらに、製材方法も木の特性に影響を与えます。調湿効果や消臭作用などの効果を最大限に引き出すには、「柾目(まさめ)」に製材する必要があります。柾目材は樹齢150年以上の大径木からしか取れず、木材のわずか3割しか製品になりません。このため希少で高価になりますが、板目(いため)材と比べて性能が格段に違います。
もみの木の家では、こうした希少な柾目の自然乾燥材を使用しています。木の細胞を傷つけることなく、自然のままの力を生かしたもみの木の内装材は、快適で健康的な室内環境をつくり、暮らす人にさまざまな恩恵をもたらします。これがもみの木にこだわる大きな理由なのです。
和才建設は、家族の健康を守る家づくりのお手伝いをいたします。
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