長く住める家の秘訣は床にあり。機能と寿命で選ぶ判断術

フローリングを選ぶとき、多くの人は見た目や価格で決めがちです。確かに色や触り心地、初期費用は重要ですが、長く暮らすことを考えると「耐久性」や「機能性」「寿命」で選ぶことこそが、結果的に賢い選択になります。

一般的に普及しているフローリングは、合板の上に薄い単板やシートを貼ったもので、表面は傷つきにくくワックス不要という利便性があります。その反面、硬くて冷たく感じやすく、年数が経つと色あせや劣化が進むことが少なくありません。貼り替えや補修の手間が出てくれば、そのたびに時間とコストがかかります。

もみの木の家では、床材はもみの木に統一しています。なぜなら、もみの木のフローリングは見た目以上に暮らしを支える機能が優れているからです。もみの木は室内の空気を整える調湿性や、天然の香りによるリラックス効果、生活臭の緩和など、住まいの快適さに直結する特性を持ちます。結果として、掃除や手入れがしやすく、カーペット類に頼る必要が減り、日常の家事負担も軽くなります。

さらに、もみの木は「住み続ける間、安定した性能を発揮しやすい」素材です。経年で使い勝手が著しく落ちることが少なく、張り替えの頻度を抑えられるため、トータルで見るとランニングコストの節約につながります。床材を見た目やその場の安さで選ぶと、結果的に何度も手を入れることになり、長期的には余計な出費になることが多いのです。

家は暮らしを支える“道具”です。使い勝手が良い道具は日常に馴染み続け、生活の質を静かに高めてくれます。だからフローリングは、単なる「見た目」ではなく「機能性」と「寿命」で判断することが、本当に満足できる家づくりにつながります。もみの木の家がフローリングを一本化しているのは、そこに確かな理由があるからです。

最後に一言。フローリング選びは、短期的な金額だけで判断せず、長く暮らす視点で選ぶと、結果的に時間もお金も心の余裕も節約できます。

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