施工事例 借景を活かしたもみの木の家(大分県宇佐市)

家の前にひろがる景色を窓から眺められるような家にしたいという要望から実現したもみの木の家。 家族で憩うリビングのソファーや、家族が食事をとるテーブルからの眺めは最高。 自然あふれる山の姿を建物が邪魔することなく見える風景は心をリラックスさせます。 また、風景を存分に味わえるようにした窓から入り込む光は、もみの木の明るい材質により反射し 部屋を明るくするため、奥様は電気を付けると逆に暗くなった感じがするという感想も。 旦那様が夜勤の時もあるとのことで、寝室を一家団らんするリビングに対して廊下を隔てた配置にすることで 家族全員が快適に過ごせる間取りになっています。

リビングのテレビ下には、もみの木で作った作り付けのテレビ台。 テレビやネットに接続する機器をはじめ、日常よく使用するものを見えないように隠せるように製作したもの。 格子が入っているため、WIFI回線も安定しています。

テーブルをもみの木に作り変えたものにすることで、床や天井との色彩バランスがとれます。 また、キッチンの上に作った窓からはちょうどお月さまが見え、奥様が癒やされるそうです。 今回、借景を活かすためにも、自然豊かな緑の景色ともみの木の色と相性の良い白を基調にデザインしています。 設計段階で仏壇を置くために和室が欲しいという要望をいただきましたが、仏壇のためにつくる和室では今後使われない部屋になってしまうため、家族全員が集まるリビングに隠し扉が付いた仏壇棚をつくりました。

お施主様がネットにて熱心に調べられ、もみの木の家に辿りついてのご縁でした。 また、お知り合いに和才建設で建築された方がいらっしゃり、そのお知り合いの方からもお墨付きをいただけたということで嬉しい限りです。 今回のもみの木の家もZEH(ゼロ・エネルギー住宅)仕様になっています。 これから外構を整えていくということですが、大自然を借景に家族で、またご近所さんと楽しめるお家になったかと思います。