昨年12月、ドイツで行われた木材研修に参加してきました。
普段は「もみの木の家」という視点で木と向き合っていますが、今回は森そのものに入り、木が育つ環境や時間の流れを実際に体感する機会となりました。
訪れたのは、シュバルツバルトと呼ばれる広大な森林地帯です。霧が立ち込める森の中に足を踏み入れると、空気の質や静けさ、光の入り方まで、日本の山とは少し違った印象を受けました。
伐採現場では、無計画に木を切るのではなく、次の世代の森を見据えた管理が行われていました。木を使うという行為は、森を壊すことではなく、森を循環させ、育て続けることでもある。現場に立つことで、その意味をあらためて実感しました。
同じ日に見学したグランドファーザータンネと呼ばれる巨大なもみの木は、数百年という時間を生き抜いてきた存在です。幹の太さや高さだけでなく、その場に流れる空気そのものに、長い時間の積み重ねを感じました。
私たちが住宅に使う木も、こうした長い時間の延長線上にあります。一本の木が育つまでにかかる年月を思うと、素材を大切に扱うことの意味が、より現実的なものとして心に残りました。
もみの木の家づくりは、ただ「自然素材を使う」ことではなく、自然の時間を暮らしの中につないでいくことなのだと、今回の研修を通して感じています。
和才建設は、家族の健康を守る家づくりのお手伝いをいたします。
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