もみの木はどこからやって来る?

和才建設のもみの木の家に使用しているもみの木は、
ドイツ南部のシュヴァルツヴァルト地方から来ています。

「シュヴァルツヴァルト」とはドイツ語で「黒い森」という意味。
人の手で行う植林ではなく、天然のもみの木が生い茂る様子から
この名前がついたといわれています。

シュヴァルツヴァルトの森で伐採されたもみの木は
船によって輸送され、宮崎県の製材所に運ばれてきます。

担当者の厳しいチェックを受けたもみの木は、
柾目(まさめ)材に製材されます。
柾目とは、木の中心やそれに近い面で切断した板のことです。

製材後の反りや収縮が少なく、調湿作用に優れており
平行に流れる木目も美しいことから内装材に適しています。
丸太の中心を通るようにして切断するため、
1本の丸太から取れる柾目材は少ないのですが
もみの木の家にとっては、妥協のできないポイントでもあります。

製材されたもみの木は、地域特有の乾いた風にさらし、
ゆっくりと時間をかけて天日乾燥されます。
もみの木の持っている貴重な成分を活かすためには
機械乾燥ではなく手間ひまをかけたこの工程がとても大切です。

乾燥した木材は、神社の御札用、かまぼこ板用、住宅の内装材用など
それぞれの用途に適した木材として選別。

もみの木の家の内装材用として選別された木材には、
壁や天井、床板用など、使用する場所に合わせた加工が施されます。

このように多くの時間とさまざまな手間ひまをかけて
大切に丁寧に育まれてきたもみの木が
家族の健康を守るもみの木の家に生まれ変わります。

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