多くの木は呼吸しません

今、市場に出回っている多くの木は「呼吸する」という点において殆どのモノが期待できません。

様々なメディアで「木が呼吸する」と発信されている為、潜在的に多くの人が、木の内装材=呼吸するものと認知していますが、伐採された木は水分を多く含んでおり、まずはこの水分を乾燥させる必要があり、その乾燥方法で呼吸するのかどうかが決まってきます。

多くの木の場合、人工的に熱を加え短時間で木を乾燥することができる人工乾燥を採用しています。

人工乾燥された場合、木の成分は熱に弱いため、その時点で木の成分は破壊され消失してしまいます。

その結果、人工乾燥された木は「呼吸する」という効果が一切なくなってしまい、内装材に使用しても調湿効果など何の効果もありません。

木が呼吸する為には、人工乾燥ではなく従来の天然乾燥(自然乾燥)でじっくりと時間をかけて伐採した木を乾燥することが重要になります。

そうすることで、木が本来持っている成分が破壊されずしっかり残った状態になるので、木が呼吸するようになり調湿効果などを発揮します。

弊社で使用するもみの木の内装材は、天然乾燥された木になっています。

切り方も一般的な板目ではなく、柾目となっています。

柾目にすることで、湿度が高くなった場合は吸収して乾燥した場合は放出するという利点があります。

身近なモノだとお米を入れるお櫃などに柾目は使用されています。

お櫃に入っているお米は、時間がたってもベチャベチャにもなりませんしカラカラになることもありません。

板目だと水を弾くことはできても吸収や放出と言った働きがないので、炊きたてのご飯を入れると時間の経過と共にベチャベチャになってしまいます。

分かりやすい例を出してみましたが、一般的に使用されることが多い木は人工乾燥された板目材のため、期待した効果がないのです。

自然乾燥されたもみの木は、呼吸します。

冬の乾燥する季節でもこれから来る湿度の高くなる梅雨から夏にかけても一年中、人が過ごしやすい湿度環境を保ってくれます。

木は本来育っただけの年数分だけ、本来の効能を出し続けます。

弊社で使用するもみの木は樹齢が200年から300年程度のモノを使用しているので半永久的に効果が持続します。

孫の世代まで、健やかで快適な環境が維持できる家になっています。

和才建設は、家族の健康を守る家づくりのお手伝いをいたします。
福岡県京築(築上(吉富町、上毛町)、豊前、行橋)、
大分県北部(中津、宇佐、豊後高田)を拠点にしています。

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