木は調湿するとよく言われますが、殆どの家で使用されている木の内装材は、調湿しません。
木には大きく分けると二種類板の取り方があり、それが板目と柾目です。
一般的に木の家でよく使われているのは板目になります。
板目は、水を弾く性質があるので主に酒樽や風呂桶など水を貯蔵するような場所に使われます。
なので、水を吸ったり吐いたりする調湿効果はあまり望めません。
反対に、柾目はご飯のお櫃やすし桶など、湿度の調整などが必要なモノに主に使われています。
なので、柾目で作られたお櫃は、ごはんが蒸気でべちょべちょになりません。
業者によっては、板目でも「木は調湿効果があります」と当たり前の様に謳っているところも多くあるので、営業の方や担当者に板目か柾目か尋ねるといいと思います。
さて、弊社のもみの木の家は調湿するのかと言うと、内装材に天然乾燥された柾目のもみの木を床面積の200%使用しているのでしっかり調湿してくれます。
梅雨でも乾燥する冬でも室内の水分を調湿してくれるので部屋の中は年中快適な湿度になります。
柾目の特徴として、床に水を撒く事が出来ます。
板目であればシミになったり、カビが生えてしまうので水を撒くなどあり得ない事だと思いますが、柾目は水分を吸収して室内が乾燥した際に放出してくれる為、全く問題がありません。
洗濯物も室内で夜干せば翌朝には乾きます。
お風呂上がりに足が濡れていてもバスマットは必要ありませんし、床が濡れても柾目のもみの木の床材が吸収してくれます。
年中快適に過ごすには室内の湿度が重要になってきます。
木の内装材に調湿効果を求めるのであれば、柾目を使用することが絶対条件になります。
和才建設は、家族の健康を守る家づくりのお手伝いをいたします。
福岡県京築(築上(吉富町、上毛町)、豊前、行橋)、
大分県北部(中津、宇佐、豊後高田)を拠点にしています。